あなたの出すごみハウマッチ?

廃棄物会計学習会より

2月9日、生活クラブ運動グループ日野地域協議会(*1)主催による「あなたの出すごみハウマッチ?廃棄物会計(*2)学習会」を行いました。当日は市民21名の参加で生活・保健センターの一室がいっぱいになりました。
 まずごみゼロ推進課長より平成16年度日野市廃棄物会計について説明がありました。市民一人当たりのごみ・資源合わせた処理経費は¥17,878(*3)かかっています。有料ゴミ袋代が一家庭1ヶ月¥500程度ですから、これだけでは処理費用を賄えないのが分ります。市民一人一日当たりの総ごみ量(*4)は815gと多摩地域で7位(*5)です。可燃ごみの約半分を生ごみが占めますが、水分をひと絞りするだけで55g減らせるそうです。55g減らせれば総ごみ量が多摩地域でなんとベスト1になると言うことです。
 目指せ三多摩ベスト1に燃える課長のお話に続いて、多摩南生活クラブ生協3R推進チーム(*6)より、日野市の発泡トレー類をリサイクル処理している昭和電工(川崎市)見学の報告がありました。トレー類は圧縮→粉砕→磁石による選別→成形(RDF)された後、2つの炉によってガス化されます。工場の人の話では廃棄物は一切でないということでしたが、見学者からは圧縮する時の化学的な臭いに耐えられない、水は排出しているので安全なのか不安だ、など感想が述べられました。
 その他3Rチームからは生ごみを自宅で処理する方法として「アスカマン」と「くうたくん」の実演がありました。アスカマンは土をかぶせて堆肥になりますが、くうたくんは堆肥は発生せず消滅してしまうため、マンション住まいの方に良い方法だと思います。生ごみ処理は生活スタイルに合った方法を探すのが良いようです。
 廃棄物会計は今年度が最後になります(*7)が、ごみ問題を考える市民集会は今後も続けたいと思います。

*1 生活クラブ運動グループ日野地域協議会 多摩南生活クラブ生協まち日野、NPO法人たすけあいワーカーズBeすけっと、日野・生活者ネットワークの3団体が定期的に情報交換し活動している。
*2 廃棄物会計 リユース(再使用)びんの普及を目指す生協、市民団体、政治団体が、2001年より全国の自治体に働きかけて行なっている。リサイクルに多額の税金が投入されていることを明らかにし、容器包装リサイクル法の改正で事業者負担増を実現することを目的として始められた。
*3 市民一人当たりのごみ処理経費 廃棄物会計では¥17,878となっているが、日野市清掃概要では¥14,632である。廃棄物会計には設備投資や減価償却費が含まれているため差額が生じる。
*4 総ごみ量 ごみと資源を合わせた総量
*5 多摩地域7位 その他の主な順位は以下の通り。可燃ごみ1位(463g/人/日)、不燃ごみ20位(97g/人/日)、資源化率13位(29.9%)
*6 多摩南生活クラブ生協3R推進チーム 多摩南生活クラブ生協の組合員が3R(Reduceごみ減量>Reuse再利用>Recycleリサイクル)の推進を目的に活動している。
*7 廃棄物会計は今年度が最後 市民による廃棄物会計の動きが国を動かし、国の指導による廃棄物会計が始まるため今年度が最後となる。「リサイクルへの事業者負担(廃棄物会計では2〜3割と言う結果が出た)が軽すぎる」と言う市民・自治体の批判に対し、事業者から「自治体の算出基準が統一されていない」と言う抵抗の声があがったことも国を動かす一因となった。