子宮頸がんワクチン(HPVワクチン)学習会を行いました

「子宮頸がんワクチンについて医師から勧められるが自治体は積極的勧奨はしていないので、子どもに打っていいものかどうか迷っている」との保護者の方からの相談が白井なおこに寄せられました。

ワクチン接種の判断が出来るための情報を伝えたいと、4月30日に子宮頸がんワクチン学習会をオンラインにより開催しました。講師は薬剤師で元参議院議員のはたともこさん。29名の参加がありました。

はたともこさんの本

子宮頸がんワクチンは打つ必要はない

はたさんからは『子宮頸がんワクチンは打つ必要がない!』との結論が最初に示され、大きく3点についてお話がありました。

①1つ目は、ワクチンの有効率(0.01)より < 重篤な副反応の率(0.05)の方が高いこと、つまりワクチンのメリットよりデメリットの方が上回っているのです。
ワクチンによって起こる重篤な副反応は、激しい頭痛・歩行困難・不随意運動(身体が意思に反して勝手に動いてしまう)・意識消失・計算障害などです。ワクチン推進派は「ワクチンを打たない人も副反応症状と同様の症状がある」として、副反応を認めようとしていませんが、明らかにワクチンを打った人の方が症状が出る率が高い結果となっています。副反応を医師に訴えても信じてもらえないなど、被害者を更に苦しめている事例も多く見られます。

②2つ目として、ワクチンより検診、従来の細胞診に加えHPV検査(検体は自己採取が可能)により子宮頸がんはゼロに出来ることです。
欧米ではワクチン接種率が高く子宮頸がんでの死者が日本より少ないと言われ、ワクチン接種を勧める医師がいます。しかしワクチン接種を開始した時期より前から死者数は減少しており、それは検診の効果であるとのことです。製薬会社の臨床試験ではワクチンを打った群と偽薬を打った群ともに癌に罹患した患者はゼロでした。それは試験では被験者が検診を受けますので、それによって癌が未然に防止出来ることを証明しています。つまり、それによってワクチンの効果は証明されなかったのです。
またワクチンを接種しても検診は受ける必要があるとうたわれていますので、ワクチンを打てば安心というわけではないのです。

③3つ目は、子宮頸がんの原因となるHPV感染症は性感染症であり性教育が必要ですが、日本の性教育は性感染症や性交・避妊を扱わないなど世界のスタンダードから遅れています。
不特定多数の人と関係を持つことの危険性や、避妊具を使うことの必要性を教える必要があります。しかし参加者から「とても良い性教育を実践している産婦人科医が、あろうことかワクチンを推奨している」などの問題提起もありました。

参加者からは「ワクチンを打たない決断が出来た」などの感想が寄せられ、時間を延長して充実した会を持つことが出来ました。他の予防接種に比べて重篤な副反応が高い割合で起きる子宮頸がんワクチンについては、保護者や子どもが自ら判断出来るだけの十分な情報が届くように日野市に働きかけるなど、これからも白井なおこと共に活動していきます。

★白井なおこのHPにも記事を掲載しています。ご覧ください
ワクチンよりも定期検診!子宮頸がんを予防するために | 白井なおこ (seikatsusha.me)