平山小学校には太陽光パネルが設置されています。生活者ネットワークの政策委員会の呼びかけで見学しました。
太陽光パネルは東京電力の補助事業によって設置されました。
1. モニターのシステムなどがセットになって設置されているため、発電量は表示されるが、現在の使用電力が表示されない
→ そのため節電意識が育ちにくい
2.売電できない(但し、余った電気は東京電力に流れている)
3.自立のコンセントが付いていないために停電時に使用できない
→ 学校は避難所にもなっているので、停電時にも使用できることが望ましい
などの問題点があるようです。
無償で(と言ってもグリーン料金登録している家庭の電気料から負担されているのですが)設置されたとは言え、使用者の声が反映される補助事業だとありがたいですよね。節電されると東京電力としては困るのかも知れません。儲からないし・・・。
とは言えこの太陽光パネルによって7%の電力がまかなわれ、エコ運動にも取り組んだ結果、1年間で17%の節電効果があったそうです。素晴らしい成果です。また理科などの教材として使い、子供たちの学習に役立てているそうです。
自然エネルギーを全公共施設に普及させ、原発に頼らない社会をめざしたいと思います。
*文中の東京電力への批判等は筆者の私見です。
報告:出沼恵美子