西村民子
この会議で漂流・漂着ごみは、自分の想像以上に深刻な問題となっていることに気づかされました。産卵場所の砂浜で、ごみに囲まれたまま命を落とすウミガメ。海外では、海鳥がヒナに誤ってプラスチック片を与えています。動物たちはこんなに傷ついているのに、苦しみの声は聞えてこないことに余計に心が痛みます。
このような状況に、山形県では行政、NPO、企業、大学、自治体が連携しあってのごみ対策がとられていました。酒田市では住民、ボランティア団体による海浜クリーンアップ運動もさかんです。しかし、ごみを集めてもその負担額も多く、今後の課題だそうです。
漂着ごみの多くはプラスチックごみ。使用後のことだけではなく、買うところからの過程を見直さなければと感じていらっしゃる方も多いと思います。海外から流れ着くものもありますが、大半は国内の家庭から排出されるごみです。
私一人の力では・・・と思うこともありますが、今回一人から、一家庭から始めなければと改めて確認させていただきました。まずはできることを続けていきたい! 続けていきます!!