次期市長選は、現市長の大坪冬彦氏を推薦

日野・生活者ネットワークは、4月18日投票日の市長選において、現職の大坪冬彦氏を推薦決定しました。

 

私たちが大坪市長を応援する3つの理由

 

1.政策が一致している

大坪市長が掲げる市長選政策の大枠に共感します。特に以下の2点は推薦書にも記載し、共に実現することを大坪市長と確認致しました。

・女性副市長の登用
・ケアラー支援

 

2.これまでネットの要望が概ね実現されてきたと感じる

私たちが近年提案したことで実現されたと感じる一例です。

・子ども条例10周年記念行事の開催
・カワセミハウスを再生可能エネルギー100%に切り替え
・新型コロナの支え合いの口座の開設
・市民の平和事業への支援
・内部告発制度の条例の制定

 

3.批判をするだけでなく、市と共にまちづくりに取り組みたい

私たちは助け合いによる福祉や、様々な立場の人と共に働く場をつくる活動、食の安全、子どもへの支援に取り組む活動など、市民と共にまちづくりを行っています。
そういった市民の活動は、行政とのパートナーシップで共に協力し合ってまちをつくる活動です。
これからも日野市と共に、市民が生き生きと活動できるまちをつくっていきたいと考えます。

 

お寄せいただいた声に対する私たちの考え方

日野ネットに市民の方からお寄せいただいた声に対し、私たちの考え方をお示しします。

Q1.元副市長の違法行為について現市長は責任を取るべきではないのか?

元副市長の兼職による報酬の不正取得、区画整理での事業の架空水増問題などにつきましては、議会として3回の徹底調査を求める決議を行ってまいりました。
その結果日野市から議会に報告を受けると共に、市として警察に告訴するに至り2人が起訴される事態となっております。
長年にわたり不正を見抜けなかった組織のあり方は真摯に反省しなければならないと同時に、議会としてもチェックが甘かったことはしっかり反省しなければなりません。

その上で日野ネットが18年も前に提案しておりました、内部通報制度の条例が3月の日野市議会で市より上程され、可決されました。今後職員への研修などを通じて、市全体が倫理観と社会正義に基づいた市政運営が出来るまちとなるように取り組んでいきたいと思います。

大坪市長には、その責任者として今後も責任を全うしていただきたいと思っております。

 

Q2.北川原公園内搬入路が違法だとの判決が出たがどのように考えるか?

市としてこれまで東京都や国にも相談しながら判断し取り組んできたことでありますが、都市計画法等に違反しているという判決となりました。
公園内の搬入路については、元々は搬入経路には既存のルートを使わないで欲しいという地元住民の声を反映した苦肉の策だと考えます。
公園内に設置したことについて、都市計画変更をすべきところをしなかったという地裁の判断については、今後の裁判の行方を注視して参りたいと思います。

大坪市長には引き続き責任を持って、法的な問題を解決して頂きたいと思います。

 

Q3.他市の可燃ごみを日野市が受け入れる必要はあるのか?

3市の可燃ごみ処理施設については、市民の努力で削減されている可燃ごみについて、1市だけで焼却炉を持つよりも税金を有効に運用する観点からも広域処理が望ましいと考えます。
暮らしで出るごみについては、将来的には「燃やさない」処理を目指すべきだと私たちは考えています。そのために香川県へトンネルコンポスト方式による処理を視察に行き、議会でも提案しました。
しかしながら、現在は焼却施設が必要であり、どの焼却施設で燃やすのかということです。施設周辺住民の方々のご協力には、心より感謝申し上げます。
前市長時代に計画が突然に変更され、大きな混乱を招いてしまいました。丁寧な市民参加による取り組みが必要だったと思います。

大坪市長にはこのような経緯を含め、市民参画の市政を運営して頂きたいと思っています。

 

私たちは大坪市長を応援すると共に、今後も議会でしっかりチェックをしてまいります。

最後に、選挙は確かに戦いですが、私たちは同時に運動だと考えています。
対立ではなく対話を重んじ、選挙を通じて、よりよい市政となることを目指しています。