真の科学者やオピニオンリーダーを応援しよう

多量の放射線物質拡散という大きすぎる事態を前に、私たちは半年近くも思考停止・機能停止したままでいます。教科書がないので、国家も地方自治体も市民も実際にどう行動していくかなかなか決められず、また、世界中の人類の叡智をもってしても、有効策がみつからないようにみえます。

日本中の研究者・学者・医師の方々には、ここでがんばってほしいものです。組織の人間としての行動ではなく、一個人の常識からの行動をとってほしいと強く望みます。かつて、熊本大学医学部水俣病研究班が旧・厚生省や医学界主流からの攻撃を受けても、水俣病の原因はメチル水銀だと主張し、患者側に寄り添った研究発表をしました。そんなように、科学者は真の科学者であってほしいものです。

また、私たちは真の科学者が生きていける社会を作る必要があります。この人の情報が欲しい、この人の考え方を支持したいと思えるオピニオンリーダーや科学者を見つけたら、講演会に出席したりtwitterでフォローしたりして是非応援しましょう。それが彼らの次への活動の力になります。